西小山界隈寸景①
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- 2022/07/25(Mon) -
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![]() こんにちは、飛鳥美術です。 いつもご訪問、ご支援いただきましてありがとうございます。 店のパソコンのデスクトップがフォルダー等で込み合いすぎてきたので整理している時に、今年の4月に西小山の次女宅を訪ねた帰りに西小山駅周辺を撮った物を見つけましたので、見てみますとマズマズの画像も有りましたので1,2枚ずつ2,3日おきに投稿する事にしました。 タイトルは西小山界隈としましたが西小山は武蔵小山と同じく地域名で、地名では無いので住居表示では使われません。 西小山駅は、渋沢栄一が田園都市構想を実現する為に田園都市株式会社を1918年(大正7年)に設立して、1923年(大正12年)に洗足に本社を移し、洗足の分譲地を開発して分譲の予約が開始されると爆発的に売れた為、住民の都心までの足を確保するする必要が有り、国鉄の目黒駅蒲田駅を結ぶ目蒲線を1923年(大正13年)に開業させました。 その当時は武蔵小山駅と洗足駅間に駅を造る構想は無かった様ですが、洗足の分譲地の開発が小山7丁目迄及んでいる事や、関東大震災後に家を失った多くの人達が線路周辺に住み着き始めた事等で、1928年(昭和3年8月)に西小山駅が開業しました。 又、駅横の立会川周辺は湿地帯で住宅には不向きな事も有り、駅前の振興策として花街を造る構想も有った様で、駅が開業した同年に三業地の認可が下りています。 西小山三業地は昭和10年頃に最盛期を迎え、料亭,待合が四十五軒、芸妓置屋が四十二軒、芸妓は120人にも成った様ですが、昭和20年の東京大空襲で壊滅してしまいました。 戦後は赤線として復興しましたが、昭和50年に廃止された様です。 駅の西側は品川区と目黒区の区境に成っていて、品川区は小山5,6丁目で目黒区は洗足1丁目、原町1丁目、目黒本町5丁目が接しています。 今回第1回目は、西小山駅前広場から原町1町目9番地方向を撮った物を掲載いたしました。 ↓ブログランキングに参加していますので、クリックしていただけたら嬉しいです。↓ ![]() 飛鳥美術☆美術品・骨董品他、誠実査定・現金買取いたします。 |
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