国画会公募展(第95回国展)入選作品(秋容)
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- 2021/04/25(Sun) -
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![]() こんにちは、飛鳥美術です。 いつもご訪問、ご支援頂きましてありがとうございます。 国展は,2年前に私が始めて出品して初入選した全国的な公募展です。 日本の美術団体では1939年に梅原龍三郎の尽力も有り、福原信三、野島康三により初めて写真部が設けられました。 その後雑誌『光画』創刊時のメンバー中山岩太、木村伊兵衛も加わり超一流の団体に成長して行きました。 福原信三は1883年に現東京都中央区銀座で資生堂薬局の福原家の三男として生まれ、後に(株)資生堂の初代社長に就任する傍ら弟の写真家福原路草と「写真芸術社」を結成し、月刊写真雑誌「写真芸術」を創刊してアマチュア写真家を育成しました。 1924年に結成した日本写真会は現存する写真愛好家団体では日本で最古です。 野島康三は1889年に埼玉県浦和市の銀行家の家系の裕福な家庭に生まれ、慶應義塾普通部に入学してその頃から写真を初めて東京写真研究会に入会し本格的に制作する様に成り大学に進学しましたが、病気の為退学してしまいました。 その後三笠写真館を開設して創作活動を初めると共に岸田劉生、梅原龍三郎などの美術コレクターでもあった為兜屋画堂も開設し、関根正二、村山槐多の遺作展を開催すると共に、有能な作家の発表の場を与えながら資金面でも支援した様です。 又、福原信三、中山岩太、木村伊兵衛と共に創刊した写真雑誌「光画」の資金の大部分を野島が負担した様です。 この様な日本を代表する作家が多く在籍した由緒正しい公募展に出品する事は、名前の知れたプロの作家でも万が一の落選のリスクを考えると二の足を踏むと思いますが、私には失う物等有りませんので出品してみましたが入選する事は無いと思っていましたので、入選通知が届いた時と国立新美術館の大展示室に全倍に伸ばした作品が飾られたれた時の感激は未だに忘れられません。 去年はコロナの影響で美術館が閉館していた為中止に成ってしまいましたので、今年こそはと満を持して自信作2点を出品しました所、めでたく 「秋容」の入選通知が今月の23日に到着しました。 これで一昨年の感激を又味わえるとの喜びも束の間、翌日には展示の中止が発表されてしまいました。 コロナ渦の中では仕方がないと思いますが失望感は当分拭えそうに有りません。 ↓ブログランキングに参加していますので、クリックしていただけたら嬉しいです。↓ ![]() 飛鳥美術☆美術品・骨董品他、誠実査定・現金買取いたします。 |
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